二級建築士を持っている方から「改正でどこまでできるようになったんです
か?」と聞かれることが増えています。
現場で大工をしている方や、設計をサポートしている方にとっては切実な話
です。
・改正前
→ 延べ面積 500㎡以下、木造2階建てまでが中心。
・改正後
→ 木造なら延べ面積 3000㎡・高さ13m・軒高9mまで扱えるように。
→ 非木造でも一部、1000㎡程度まで拡大。
「え、そんなに広がったの?」と驚く人も多いですが、実際は構造計算が必要になる案件が増えるため、責任も重くなっ
ています。
例えば、木造3階建ての共同住宅。
「確か改正後は二級でも扱えるようになっていたよな…」
と考える方もいますが、耐火建築物や構造計算の要件を満たすかで話は変わります。
リフォームでも同じです。耐震工事を伴う大規模改修なら、二級でも設計可能ですが、「構造に手を入れるなら安全性を
確認する責任がある」ことを忘れてはいけません。
・改正で範囲は確かに拡大した
・ただし、計算や法規の知識がなければ逆にリスクが増す
・二級でもできる、でも「自信が持てないときは相談する」ことが安全
「改正後の業務範囲で迷ったら、遠慮なくご相談ください。施主への説明の仕方から、構造計算のサポートまで対応して
います。」