二級建築士の業務範囲拡大はここまでできる!──改正前と改正後を徹底比較

2025年09月21日 19:00



二級建築士を持っている方から「改正でどこまでできるようになったんです

か?」と聞かれることが増えています。

現場で大工をしている方や、設計をサポートしている方にとっては切実な話

です。

改正前と改正後の比較



・改正前
     → 延べ面積 500㎡以下、木造2階建てまでが中心。

・改正後
     → 木造なら延べ面積 3000㎡・高さ13m・軒高9mまで扱えるように。
     → 非木造でも一部、1000㎡程度まで拡大。


「え、そんなに広がったの?」と驚く人も多いですが、実際は構造計算が必要になる案件が増えるため、責任も重くなっ

ています。

現場でのたとえ話



例えば、木造3階建ての共同住宅。

「確か改正後は二級でも扱えるようになっていたよな…」

と考える方もいますが、耐火建築物や構造計算の要件を満たすかで話は変わります。



リフォームでも同じです。耐震工事を伴う大規模改修なら、二級でも設計可能ですが、「構造に手を入れるなら安全性を

確認する責任がある」ことを忘れてはいけません。

まとめ




・改正で範囲は確かに拡大した

・ただし、計算や法規の知識がなければ逆にリスクが増す

・二級でもできる、でも「自信が持てないときは相談する」ことが安全



「改正後の業務範囲で迷ったら、遠慮なくご相談ください。施主への説明の仕方から、構造計算のサポートまで対応して

います。」

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